幼児英語教育は、様々な意見がありますよね。
言語の能力は、6歳から7歳くらいまでに作られるものだから、それまでに、多言語を学んでおいたほうが良いという人もいれば、母国語をシッカリ学んで、子供の核となる言語を学んでから外国語を学ぶべきだという人もいます。
どちらの意見も、その人の経験に基づいて発言しているものですが、現代の日本人の英語の能力を考えてみると、英語を中学生から学び始めるという英語教育は間違っていると、私は考えています。
私自身も、英語が大の苦手です。はっきり言って英語難民です。
これまでたくさん英語の勉強してきているつもりですが、TOEICでも800点程度、TOEFL iBTでも80点程度くらいしか達成することができていません。
私自身は、英語は継続して勉強していて、TOEIC900点以上、TOEFLでも100点以上は達成することを目標にしています。
それも大切なことなんですが、私も二人の子供の親となりました。
子供には自分の英語が苦手だという苦労を味あわせたくないという思いもあります。
また、大手企業でもつぶれてしまう時代です。さらに、海外の大学へ進学する機会も増えてきます。子供の将来の視野を広げるためにも、英語をネイティブ同様に使える状態になることは、今の時代には求められています。
目次
英語教育はいつから?海外では?
アジア諸国の母国語の多くは、英語と異なった文法の順番なので、特に、日本語の文法が英語と異なっているので、日本人は英語が苦手な人が多いです。
ですが、アジアでも、英語が得意と言われる国はあります。
それが、「インド」や「シンガポール」。TOEFL iBTの平均点が、日本70点くらいなのに対し、それらの国では平均で90点以上。(100点以上が有名大学大学院の受験基準)
それらの国では、国内で英語が公用語として日常的に使われているんです。学校でも、商店でも、役所でも。現地の言葉も使われますが、子供たちは、英語で教育を受けています。
また、多くの子供が、幼児教育を受けています。日本のように幼稚園が5歳からとか、6歳からということもなく、1歳とか2歳から幼稚園に入り、周りの幼児とともに英語中心の園の生活を経験します。
幼稚園でも、行っていることは実践的。小学校に上がるまでに、簡単な英語の文章が書ける程度には勉強しています。地域、国によっては、第2第3言語を同時に学んでいるのです。
小学校に入る前であるからこそ、多数の言語を同時に理解し身に着けることができるようになっているのです。
そんな下地があるからこそ、インドやシンガポールでは、英語を自由に使うことができることに加え、複数の言語が自然と身に付き、他の言語を身に着けるときに素養ができることで、大人になってから他の第3、第4言語目にも抵抗なく身に着けられるようになるといいます。
これは、英語などの多言語の教育を始めるならなるべく早い時期からが良いことを意味するのではないでしょうか?
そして、英語が苦手な日本だからこそ、幼児の英語教育はできるだけ早く、洋書の絵本やDVDを準備することを、おすすめします。
幼児が効果的に英語を身に着ける!
海外留学・移住
幼児が効果的に英語を身に着けるのに最もお勧めな方法は、子供が小さなときから、海外留学、もしくは、海外移住させ、英語圏の学校で教育を受けさせることです。
小さければ小さいほど、違和感なく現地の子供と同じように教育を受けていくことができます。現地の学校なら、園児も多く、いろんな人と英語で触れ合うことができることもメリットです。
しっかりサポートすることができるのなら、将来が楽しみですね。
お隣の韓国の人は、英語が公用語のフィリピンやマレーシアに、子供の教育のために子供と母親が移住して学校に通っている人がいます。そこまですることで、英語力を底上げすることができているのです。最近では日本人も増えているようです。
インターナショナル校・英会話学校
日本にも幼稚園からインターナショナル校があります。毎日通うと、料金が高額になりがちなので、曜日を指定して通うこともできます。
学校にいる間は、先生や友達と英語で会話をすることができるので、楽しみながら英語を上達させることができます。
近くにインターナショナル校がない場合や、料金を押させたい場合には、英会話の学校に通わせるのも一つの方法ですね。
いづれにせよ、楽しみながら英語を上達させるには、英語を喋れる他の人を巻き込むことが大切なことです。
インターネット英会話を用いる
インターネットで、幼児用の英会話を受けることも子供の英会話能力を向上させるための方法です。
自宅で、読み聞かせ、DVDを視聴したとしても、話す機会がなければ、会話が成り立たないし、表現力も豊かになりません。
また、話すことによって、記憶も定着し、英語力も上がることに繋がるし、すぐに話末rてしまうことを防ぐことに繋がります。
子供用のスカイプ英会話のクラスもあるし、値段も高くないので定期的に受けさせると生きた英語に触れられるのでおすすめです。
正しい教材を用いる
幼児が日本語を身に着けるように、英語を身に着けさせるようにします。幼児用の英語教育教材でも良いですし、児童向けの洋書、児童向けの英語のDVDでも良いです。
重要なのは、両親がサポートして読み聞かせること、そして、幼児が興味をもって英語のDVDを見ることです。
できることなら、両親もなるべく英語で接してあげると、いつも英語を使う環境を作り上げることができるので、英語の上達が早まります。
幼児の英語教育で力を入れたいこと!
英語の教育というと、「読む」、「聞く」、「書く」、「話す」とあります。日本語でも、同じことなのですが、幼児の教育で力を入れたいことは、聞くことと話すことです。
ちなみにこの2つのことは、日本の学校教育では、ほとんど身につかない部分です。私たちが子供のころには、読むこと、書くことについては徹底的に叩き込まれましたが、聞くことは、話すことはまったく。文法ばかり気にして、実用的なスキルは身に付きませんでしたね。
しかし、幼児が自然と身に着けられる技術が、聞くこと、そして、話すこと。
幼児は、実際に言語習得の能力が一番高い時期です。周りに多言語が飛び交う環境に入れられるならば、あっという間に、多言語を操ることができるようになります。
この能力は、6歳から7歳蔵までで、なくなってしまうので、幼児が、いろんなものを自然に吸収できる期間に、いろんなことを確実に教え込むことは、とても大切なことなんです。
日本の幼児の教育環境!
日本の幼児の教育環境は、親が率先して考え、子供をサポートしてあげなければ、悪い環境です。
小学校へ入る前までに受けることができる公共の教育は、ほぼ、ありません。保育園があるくらいですが、保育園は、教育ではなく保育の場所。
しかも、1年のところが多く、小学校まで、ほとんど同じ年の子供と触れることがない子もいます。
こんな日本の状況で、日本語の習得がまず第一優先だから、英語教育が必要ないなんて言えませんね。むしろどんどん、子供に英語学習の機会を与えてあげることが大切でしょう。
7歳くらいまでにほぼ決まってしまう言語能力を最大限までに高めるには、多数の言語を話す環境に幼児を置くことが、いかに大切なことが分かってきますね。
英語環境に身を置くこと!
我が家では、2人の子供に生まれたときから英語の環境を与えることで、英語をネイティブと同じように子供が使います。
子供同士の会話では、英語。喧嘩するときも全部英語です。汚い英語まで覚えてしまってはいるけど、人の会話なんて教科書通りの英語でいけるわけではないので仕方ないですね。
8歳で、「Diary of wimpy kid」のシリーズが今のお気に入りです。親としてはもう少しちゃんとした本を読んでほしいところです。(年齢相当?)今度、Harry Potterシリーズでも買ってみようかな。
幼児の時から英語教育は、インターナショナルへ通わせたり、家では、英語の絵本、DVDなどを良く見せていたものです。
英語環境に身を置くことで、当たり前のものとして英語環境を与えました。
現段階で、年齢相当の英語力は身についているはずです。
しかし、注意点!
今のうちは、まだ大丈夫ですが、英語を話せる環境を維持することはとっても大変です。日本にいるならなおさらですね。
7歳以下の子供は身に付きやすいけれど、忘れやすいです。幼児の時にいったん身に着けた言語能力をずっと維持するためには相当の投資が必要になるでしょう。
周りの友人との関係も重要な要素になってくるでしょう。
せっかく身に着けた英語力を、下げないためにも、英会話や英語の教材などで、英語に触れていられる機会を両親が協力することでサポートしなければなりません。
大人となった私たちも常に勉強して自分の価値を高めていかなければいけませんからね。私の英語の勉強も同じこと。近いうちに子供も、私と同じ教材・テキストを使っていくことになるのでしょうね。(あっという間に抜かされそうですね。。。)
幼児の家庭でできる英語教育・教材!
絵本やDVD
初めての絵本として実際に購入していたものを紹介しておきます。いづれも、子供の読み聞かせに使った本で、いつの間にか、一人で声を出して読む(暗唱する)ようになっていましたね。
DVDも子供が興味をもって見てくれるので、良く見せていました。自然と英語表現も身についていくのでお勧めできますよ。
実際の持っていた絵本など。
Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?
The Very Hungry Caterpillar board book
The Very Busy Spider: A Lift-the-Flap Book (The World of Eric Carle)
Green Eggs and Ham Book & CD (Dr. Seuss: Beginner Books)
Fox in Socks Book & CD (Dr. Seuss: Beginner Books)
Thomas & Friends: My First Railway Library: Percy the Cheeky Little Engine
Tell The Time With Miffy (Miffy and Friends)
Oliverはちょっぴり悪い言葉を使っていたり意地悪なので、子供は楽しんで聞くけど、大人は読み聞かせるのを考えてしまったりします。子供がそんな言葉を使っているのを聞くとムカつきます!!!
他にも、いっぱい読み聞かせましたよ。
実際に持っていた(いる)DVDなど
Barney – Barney’s Let’s Play School [DVD] [Import]
Sesame Street – Kids Favorite Songs [DVD] [Import]
Thomas & Friends – Complete Series 17 / きかんしゃトーマスとなかまたち・シリーズ17 ≪英語のみ≫ [PAL-UK]
MANY ADVENTURES OF WINNIE THE POOH
Cat in the Hat: Cat 3pack Ocean / Surprise / Told [DVD] [Import]
My Neighbor Totoro [DVD] [Import]
DVDもたくさんあります。特に、Barneyのシリーズは、小さなころから子供のお気に入りでした。Thomas & Friendsは、なぜか怖がっていましたが、5歳くらいになったら普通に見るようになりました。男女で好き嫌いや受け入れられる年齢が違ってくるのかもしれませんね。
「ジブリ」の作品は、英語で見せていましたが、ナウシカや、ラピュタは、怖がってなかなか見てくれませんね。お気に入りはとなりのトトロ(My Neighbor Totoro)。
スカイプ英会話
スカイプ英会話は、大人にはちょうどいいのですが、子供が受けるとなると、結構大変です。
興味があって話しているうちはいいのですが、飽きてしまって興味がなくなると、会話中でも、ほかのことをしてしまいます。自分の子供に合っているのかどうか、実際に体験させてみてから決めてみるようにしましょう。
先生との相性もあるかもしれませんね。
体験レッスンを無料に受けられるので、複数受けてみて、相性がよさそうなところで続けてみてもいいと思います。
ちなみに、私(大人)の場合には、スカイプレッスンをしていると、レッスン内容はどっちでもよくなってしまい、だれちゃうんですよね。スカイプ英会話は、英語だけを話す機会を25分確保できているということで納得しています。なんでもいいからしゃべっていないと、英語が出にくくなってしまいますからね。
➡子供向けスカイプ英会話!オンライン英会話の選び方とおすすめは〇〇!
幼児英語の通販教材
幼児向けの通販の利用は、子供に適切な英語教材を与えるのには役に立ちます。絵本もDVDも英語を学ぶ目的より、英語を使って楽しむためのものです。
子供なら身に着けておきたい、いろんな英語表現、英単語、日常生活の表現を効率よく身に着けられるように凝縮されたものが通販で手に入れられる教材なのです。
英語教育のプロフェッショナルが、監修してまとめられているので、内容は必要十分な内容です。
両親ともに英語には自信がなく、どんなことを子供にやらせたらよいのかわからないというなら、子供向けの通販教材から始めてもいいですよね。
同様のものを本屋で購入するのなら、だらけてしまうもの。
しかし、通販の教材を買うと、親のモチベーションが上げることができます。両親がサポートして子供に幼児英語教育がしていきながら、教材を使って進めていくと効果が上がりやすいです。
子供の英語の能力を上げるためのコツは、子供に文章を全部覚えさせて、空で暗唱させられるようにすることです。質の良い文章を丸覚えしておくと、それを組み合わせてしゃべることができるようになっていきますね。
最後に!
私たちが、受けてきた日本の英語教育からも理解できますが、日本の学校教育だけでは、ほとんどの人が英語をしゃべれるようになりません。
英語を上達させるためには、常に英語に触れられる環境と、英語のコミュニケーションが密に取れるパートナーが必要です。
子供の英語能力を上げるために、子供とシッカリ英語でコミュニケーションが取れる人がいる環境に置くようにしなければいけません。
今は、インターネットを介して外国の人と容易にコンタクトが取れ、外国人とも知り合うこともできます。だからこそ、将来の選択肢を広げるためにも英語の能力を上げておく必要があります。
子供の教育をサポートできるのは両親だけです。
子供の将来のことを考え、一緒になって英語を勉強していく環境を整えるようにしましょう。
親である私たちも、いつも勉強は継続していかなければいけないですよね。