妊娠中のママや、赤ちゃんのためにウォーターサーバーを購入する家庭が多いです。
しかし、たくさんあるウォーターサーバーの製品から、どれを選んだらいいのか分かりずらいです。
ここでは、そんなあなたが、ウォーターサーバーのことをしっかり理解できて、あなたにとって最適なウォーターサーバーが選べるように説明していきます。
目次
水道水の安全性を保てていない
外国では、水質の問題で、そのまま飲むとお腹を下したり、飲み水はペットボトルやウォーターサーバーから摂取することが多いです。
日本では、行政が水道を管理していたこともあり、飲み水としてそのまま飲んでも問題ない水質に保たれていました。塩素消毒をしているためカルキ臭いという問題がありますが、どこの水道でも、そのまま飲んでも体に問題が起こることが、これまではなかったです。
しかし、東北大震災が起きたことにより、水や土壌が放射性物質により汚染され、水道水の中に放射性物質が混入することが分かってきました。浄水施設で放射性物質の混入量が減るような処理が行われていますが、ごく微量の放射性物質が溶けていること、原発事故のような災害時には、混入量が激増してしまうこともあり、安心のため水道水を避けようと思う人は多くなってきました。
放射性物質の中には、数万年とか、数億年とか半減期がある物質もあり、人への毒性も強く、無害化の方法は、完全に崩壊して安定した物質に変わるのを待つ以外にはありません。
また、40年という耐久年数を超える施設が多くなり、水道管内部の腐食などによる異物混入で、今後、安定した水質を保つことが難しくなっていきます。さらに、現在でも、老朽化した施設の貯水タンクなどで、水道から出た水が、安心して飲める水質を保っていないところがあるのが現実のことです。
そのために、日本で生活していたとしても、安心して飲み水を確保できない場合が多くなってきたのです。
ウォーターサーバーとペットボトルの水
そこで、安心のできる水の確保として注目されているのが、ミネラルウォーターやRO水です。
ミネラルウォーターの貯水場所は、地下水や海底深層水を用いているので、ミネラル分が高く、有害な物質に汚染されていることもありません。また、塩素消毒を用いていないためカルキ臭がすることもなく、飲みやすい水です。
RO水は、穴の小さな(1ナノメートル以下)浸透膜を用いることで、不純物の少ない純水を作ることができます。また、蒸留を用いても高純度の純水を作ることができます。
私たちがミネラルウォーターを入手する方法は、お店でペットボトルを購入したり、業者からウォーターサーバーを入手して水を購入すること、また、ROや蒸留機能の付いたウォーターサーバーを用いることです。
水の種類も豊富で、不純物がほとんど含まれないRO水から、軟水や硬水まで、好みに応じて購入することができます。
ウォーターサーバーやペットボトルで飲み水を購入することは、安心な飲料水を飲むために、ごく普通のことになってきたのです。
また、毎日ペットボトルの飲料水を飲んでいるのなら、ウォーターサーバーに切り替えたときの料金も高くなりません。
さらに、数年おきに起きる大地震で、断水が頻繁に起きることも分かってきました。ウォーターサーバーが、震災時の飲料水確保のための注目されているのです。
以上の理由もあり、ウォーターサーバーの需要が高まっていて、多くの家庭で使われるようになってきています。
軟水と硬水
ミネラルウォーターは、含有するミネラル分により、軟水と硬水に分けられます。
軟水は、60㎎/l以下のミネラルが含まれる水、中硬水が120㎎/l以下のミネラルが含まれる水、硬水は、それ以上のミネラルが含まれる水で、日本のミネラルウォーターの多くが軟水に分類され、海外のミネラルウォーターは、硬水に分類されるものが多いです。
ミネラルウォーターは、栄養素が豊富で、おいしく飲むことができます。
しかし、硬水はミネラル分が多いために、胃腸が弱い人や慣れていない人は、お腹の調子を悪くしがちで、下痢をしたり便秘になったりします。
海外旅行で、現地の水道水を飲まないように言われる理由の一つに、水の硬度の違いのため胃腸の調子を悪くするということです。
大人にとっても、水の硬度の違いで影響が出てくることがあるのです。
赤ちゃんには軟水やRO水!
水の懸念で最も気にしておきたいのは、赤ちゃんが飲む粉ミルクの水です。できることなら、水道水ではなく、安全なお水を使うことがおすすめ。
ただし、日本の水道は、軟水。そして、日本で売られている粉ミルクは、日本の水道水に合わせて作られています。
また、粉ミルクは、栄養素を母乳に合わせるために、調整して作られているものです。ミネラル分が多く含まれるミネラルウォーターによってミルクの中のミネラルの量が変わってしまうと、赤ちゃんが消化しきれなかったり、栄養素として取り込まれないことにもつながってきます。
水道水の安全性が懸念されるからこそ、日本の粉ミルクで赤ちゃん用のミルクを作るのなら、ミネラル類が水道水と同程度の軟水、もしくは、まったく不純物が入っていないRO水を用いることがすすめられるのです。
母乳育児でキレイなウォーターサーバーを使う!
母乳育児でずっと赤ちゃんを育てていたいと思うのは、ママの希望なことはわかりますが、十分に母乳が出ていると思っていても、粉ミルクは準備しておきましょう。
赤ちゃんが小さなうちには3時間おきくらいには、母乳を飲ませなければいけません。
ママは、赤ちゃんが生まれてから、ずっと母乳を上げているため、くたくたに疲れ果ててしまうため、旦那がいるときには、旦那に任せようと思っています。
特に、夜中。ママがぐったりして寝ているときには、どうしても粉ミルクで対応することになるんです。
粉ミルクは、容器が煮沸や消毒していなければ、煮沸する。水を70度以上に温めてから粉ミルクを溶かして、人肌以下の温度になるまで温度を下げる必要があります。
書くと簡単ですが、深夜の眠い中これらのことを実践するのは大変です。疲れているからと言って、ママに全部やらせるわけにはいきませんからね。
粉ミルクを作る場合に、助かったと感じる時がウォーターサーバーが使えるってことなんですよ。
特に、粉ミルクは、作ってから冷蔵庫で保管しておくことはできません。飲み残してもったいないからと残していると雑菌が繁殖してしまい下痢の原因となってしまいます。
なので、作り置きができず、常に新しい状態の粉ミルクを作っておく必要があります。
ウォーターサーバーは、キレイな温水(70度以上)と冷水を、いつでも出すことができるので、ホント便利。眠い中で、コンロに立ってお湯を沸かす必要もありません。
なので、手軽に粉ミルクを作るには欠かせないツールです。パパが育児に参加するに欠かせないものですね。
また、離乳食が始まってからもウォーターサーバーは大活躍。フォローアップミルクを作るとき、離乳食と一緒に白湯を飲ませたりする時にも使えます。
もちろん、パパやママの飲料水としても健康的に飲むことができます。
赤ちゃん向けのウォーターサーバーの選び方!
ウォーターサーバーを設置すれば、何リットルもする水を、お店から運んでくる必要もないし、自分の好みの天然水を、冷水でも温水でも飲むことができます。
赤ちゃん向けのウォーターサーバーの選ぶポイントは、
- 軟水もしくはRO水であること
- チャイルドロックがあること
- コストパフォーマンスが良いこと
- 容器が交換しやすいこと
- 自動で殺菌処理ができること
軟水やRO水ならば、粉ミルクが適切なミネラル量の調整ができます。
また、子供が触って危なくないようにチャイルドロックがついていることは必須のことです。毎月のコストもできるだけ安くなるようにしたい。また、ママでも簡単に交換できるようになっているかどうかという点にも注意する必要があるんです。
さらに、ウォーターサーバーを自動で殺菌処理をしてくれる機能がついているならば、雑菌の繁殖を抑えることができ安心できます。
これらの点に着目して、たくさんあるウォーターサーバーの中から、赤ちゃん向けの人気ウォーターサーバーをランキング形式で紹介しますね。
赤ちゃん向けウォーターサーバー人気ランキング!
第1位 プレミアムウォーター
プレミアムウォーターは、妊婦や5歳以下の子供がいる家庭に向けて、プレミアムベビークラブの特別プランを提供しています。おいしい天然水が12Lで1300円で購入することができます。
また、ウェブからの注文で、アマゾンギフト券2000円か扇風機をプレゼント中です。
採水地は、富士吉田、金城、南阿蘇。3つの天然水から選ぶことができます。弱アルカリ性の天然水、チャイルドロック付き、自動洗浄システム、温水、冷水、光センサー搭載で省エネ仕様になっています。
500ml当たりの水の料金56.7円、サーバーレンタル料金500円/月です。
第2位 フレシャス
フレシャスは、パックタイプ7.2L、ボトルタイプ9.3Lのウォーターサーバーです。フレシャスデュオ、フレシャススラット、フレシャスサイフォンと、好みと使用量に応じて選ぶことができますよ。
冷水温水どちらにもチャイルドロック、エアレスパック、省エネ仕様を実現。さらに、2015年、2016年とグッドデザイン賞を受賞しています。
貯水場所は、富士、朝霧高原の地下水、木曽の湧水と、3種類の天然水から選ぶことができます。
500ml当たり、79円から、サーバーレンタル料は、初月無料、2か月目からは、1か月目の使用量に応じて無料になります。
第3位 コスモウォーター
コスモウォーターは、ウェブからの注文で初月無料キャンペーンを実施中。
水のボトルを下にセットできる仕様、チャイルドロック、クリーンエアシステム、3種類の天然水とROを選べます。
RO水は、500ml当たり52.1円。天然水も73.3円からで、サーバーレンタル料金は、無料です。
第〇位 うるのん
うるのんは、12Lタイプのボトルを用いたウォーターサーバーです。従来品のスタンダートタイプと、従来品よりも15%節電タイプ、そして、スタイリッシュな形状のサーバーの3タイプを展開しています。
水は、富士の天然水さらりと、逆浸透膜を用いたRO水の2タイプ。富士の天然水きらりは、軟水であるので、こちらも赤ちゃんの粉ミルク用にも最適です。
チャイルドロック、内部自動洗浄、ライトセンサーで自動的に節電モードに変更、トップクラスの節電を実現しています。
500ml当たりの天然水の料金は、79円。RO水は54円。ウォーターサーバーのレンタル料は、水のタイプとサーバーのタイプで異なり、天然水さらりとスタイリッシュタイプの組み合わせで、レンタル料が無料になります。
第〇位 アルピナウォーター
アルピナウォーターは、北アルプスの天然水をRO処理した純水です。硬度も1mg/L程度のため、赤ちゃんのミルクにもいいですね。
12L、もしくは、8Lのボトルを使います。また、2年に一度、メンテナンスのためサーバーを丸ごと交換できます。
12Lボトルが、948円と、RO水の中で最安値級。最大4本まで無料になるので、安く済ませたいと思っている人におすすめできます。
第〇位 Coolqoo
Coolqooは、水道水をROでろ過したRO水です。自宅に設置できるので、水道水を不純物のない安心のできる純水へ変えることができます。
ボトルなしで、ウォーターサーバーだけで、いつも、ろ過したての水を飲み放題です。ボトルのスペースの問題もなく、いつも新鮮な水なので、安心して飲み続けられます。
今なら、初期費用が無料になって、月々定額4200円から始めることができます。
第〇位 クリクラ
クリクラは、逆浸透膜を使ったRO水が特徴のウォーターサーバーです。RO水の硬度は30、ミネラルを調整して軟水の硬度に設定されています。赤ちゃん向け粉ミルクだけでなく、すべての年代の人におすすめできます。
チャイルドロック、RO水。また、L型とS型、省エネ型と用途に合わせて選択できます。
水の価格も、12L1250円と割安です。メンテナンス費用として、5000円/年、3か月で6本未満の使用量の場合に、サーバーレンタル料金が1000円発生します。
クリクラボトル2本が無料プレゼントキャンペーンを実施中です。
第〇位 アクアクララ
アクアクララは、逆浸透膜を用いたRO水。そして、飲みやすくするため、4種類のミネラルを配合して、軟水に仕上がっています。
そのため、赤ちゃんの粉ミルクから大人の普段の飲み水まで、広い世代の人に飲みやすく仕上がっているんですよ、
ウォーターサーバーの種類も豊富で、標準タイプ、スリムタイプやカラーバリエーションも豊富にそろっています。
また、ボトルも12Lのもの7Lのものと、ママでも扱うことができるように、7Lのものがあるんです。
チャイルドロックに加え、安心サポートを受けられるので、トラブル時にも安心して対応してもらえます。
料金は、12Lボトルが1200円。安心サポート量が毎月1000円~1500円となっています。
安心して使うことができるウォーターサーバーの一つなんですよ。
最後に
赤ちゃんのいる家庭なら、赤ちゃんの飲み水は、できるだけいいものを使ってあげたいと思うものですよね。
赤ちゃんに飲ませられる天然水は、軟水のものを選ぶ必要があるし、RO水ならば、ミネラル分が軟水同様であるので、安心できます。
また、Coolqooのような自宅でRO水を作れるタイプも安心できますね。
また、パパが粉ミルクを作って与えることって結構あるんですが、ウォーターサーバーがあると粉ミルクを作るのも楽ちんなので、是非、導入しておきましょう。
おいしい水がいつでも飲むことができるので、子供が大きくなってからもいろんな用途に使うことができるので、おすすめです。