粘土は、小さな子供の知育玩具としておすすめできるものの一つです。

 

自分の手で触り形を作っていくことで、子供の想像力を作り上げることに役立ちます。小さな子供も、粘土で遊ぶと、とっても集中して遊んでくれるので、ママもパパも、手がかからずに見ていられるし、一緒になって作っても楽しいもの。

 

でも、幼児が遊んでいると、粘土のついた手を口の中に入れてしまうこともあるし、おいしそうなものを作ったりしたら、そのまま口に入れて食べてしまうこともあるんですよね。

 

粘土を口の中に入れても大丈夫なのか、気になってしまいます。

 

できれば、口の中に入ってしまっても安全な、安心のできる材料を使っているものを使いたいものです。

 

ここでは、小さな子供でも使うことができる粘土の種類と年齢による遊び方、用途に応じておすすめな粘土を紹介しますね。

 

粘土にはどんな種類があるの?

 

 

子供用の粘土を調べてみると、ホントにたくさんの粘土があることが分かりました。

 

油粘土、紙粘土、小麦粉粘土、米粘土、寒天粘土、蜜蝋粘土、シリコン粘土、野菜粘土など。

 

この中で、私が子供のころにおなじみだった粘土が、油粘土と紙粘土です。油粘土は、独特の臭い、べとべと感があるものが多く、固まらず繰り返し使えますが、口に入れてはいけない粘土です。紙粘土は、乾燥して固まってしまいますが、固まった後に色を付けたりして楽しめます。口に入れてはいけない粘土です。

 

油粘土や紙粘土は、小学生以上の子供が使うのなら大丈夫だと思いますが、それより年齢の低い幼児が使うとなると、安全性が心配になってくるところ。

 

そして、小さなこともにとって、安全で、安心できる粘土が、自然の成分から作られた、小麦粉粘土、米粘土、寒天粘土、蜜蝋粘土、シリコン粘土、野菜粘土になってきます。

 

自然の成分から作られた粘土!

小麦粉粘土!

小麦粉粘土は、小麦粉に水を入れて作ってよいし、市販の色のついたものを購入することもできます。

 

価格も安く、食べても安心できるものですが、水につけたときに色落ちがしたり、手につきやすいデメリットがあります。また、小麦アレルギーのある子どもは使ってはいけません。さらに、長期保存もできないので、遊び終わったら処分します。

 

米粉粘土!

米粉粘土は、小麦粉粘土が小麦アレルギーのため使えない子供が多いことから、アレルギーが少ない粘土として登場した粘土です。

 

カラーバリエーションが多いものが多いです。小麦粉よりも乾きにくい粘土です。

 

寒天粘土!

寒天粘土は、食べても問題なく、色落ちがしにくく、硬くなりにくく、手についにくい粘土です。ですが、小麦粉粘土よりも価格が高くなります。

 

アレルギーもないため、幼児が使っても安心のできる粘土の一つですね。

 

蜜蝋粘土!

蜜蝋粘土は、蜜蝋の香りがよく、発色もよく、手にもつきにくく、口に入れても問題がない評判の良い粘土です。しかし、寒い季節の時は、温めないと柔らかくならず、すぐに遊ぶことができません。また、価格も高めなのがデメリットです。

 

使い始めるまでに時間がかかるため、小学生以上からがおすすめです。また、固まるので作品を長く保管しておくことができます。

 

シリコン粘土!

シリコン粘土は、ふたを開けていても乾燥しないで長期間使える粘土です。作品として残しておきたいときでも、オーブンで焼くことで固まります。

 

シリコンでできているので、なめても安心な素材です。

 

野菜粘土!

野菜粘土は、原材料が野菜から作られているので、口に入れても安心安全。発色もよく、色を混ぜて新しい色の粘土を作ることもできます。小麦粉ベース、米粉ベースで、色が安心のできる野菜から作られます。

 

デメリットは、大人が一緒にでないと遊ぶことができない点です。(小さい子供だけで遊ばせないですね。。。)小さなお子さんが使うのに安心して遊ばせることができるので、是非、一緒の遊んでみましょう。製造している会社も少なく、市場にあまり出ていません。

 

子供の年齢と粘土の遊び方!

1歳の幼児!

 

 

1歳くらいの幼児だと、目につくものをすぐに口の中に入れてしまいます。粘土で遊ぶことが大好きな時期ですね。

 

アレルギーに反応しやすい時期でもあるので、アレルゲンになる物質は避けたいところ。

 

安全安心な粘土を選んで、大人が一緒になって遊んであげましょう。まる、さんかく、しかく、はーと、といった単純な形を作ることから始めてみましょう。

 

2歳の幼児!

2歳の幼児になると、だんだんと指先も器用になってきて、作るものの幅が広がってきます。

 

また、大人のリクエストに応じて頑張って作ってくれますね。

 

3歳くらいから!

 

 

3歳くらいになってくると、自分の好きな色、形、作りたいものも具体的になってきます。自由に作らせることで、想像力を高めるのに役立ちます。

 

ケーキやお菓子を作ってしまうと、実際に口に入れてしまうこともあるので、安心できる材料を準備したいところです。

 

4歳5歳!

 

 

4歳から5歳くらいになれば、動物や乗り物、食べ物を自分の想像力を生かしてどんどん作っていくことができるようになってきます。

 

この時期に子供の可能性が膨らむので、子供の自主性に合わせて、興味を持たせるように促すようにしましょう。無理にやらせると反発して興味をなくすこともあるので無理はいけません!!!

 

おすすめの粘土はこちら!

 

 

子供向け粘土は、用途に応じて、選ぶのがおすすめ。初めて粘土を使う幼児、作った作品をずっと残していたい場合、ずっと同じものを使いたい場合などに応じて違うものを使い分けましょう。

 

定期的に新しいものを購入して、記念にどんどん作りためていってもいいですよね。

 

初めてのお子さんのための粘土!

小さな幼児が初めて使うためには、口に入れても安心であることはもちろん、お子さんでも、安心してシッカリ遊べる粘土でないといけません。アレルギーに注意し、安心できる材料を使っているものを使うようにしましょう。

 

おすすめなのは、野菜でできた「野菜粘土」。植物でできた粘土で、野菜の色を使っています。口に入れても安心です。

 

初めてだからこそ、安心できる粘土にしてみよう。

 


エコ・ドウ [小麦粘土]

 

作品として残せる粘土!

子供が作った珍妙な不思議な作品は、できればずっと残しておきたいと思うのが親心。そして、大きくなった時に、それを見せて楽しみたいと思うあなたには、蜜蝋粘土やシリコン粘土がおすすめ。ちょっぴり固めなので、小学生くらいからおすすめです。シリコン粘土は、オーブンで焼くことで、硬くぷりぷりになります。

 


Stockmar(シュトックマー社) 蜜ろう粘土 12色12枚セット 250g【ST51202】

 

長く使うことができる粘土!

食物を使った粘土の場合の欠点が、長く使うことができない点です。その欠点を補う粘土が、寒天から作られた寒天粘土です。アレルゲンでもなく、色落ちもないので、安心して遊ばせられます。

 


ボーネルンドオリジナル (BorneLund Original) かんてんネンドStudio 4色セット 白/赤/黄/青 (寒天粘土) NS001

 

粘土は大人でも楽しい!

 

 

大人になってからも粘土を触る機会って時たまあるんですよね。私の場合は、焼き物の町に行ったときに、粘土で、茶器?食器?人形?なんでも作ってみたりしました。

 

なかなか思うように作ることができず、四苦八苦して何とか作り上げたものを実際に焼き入れして家に送ってもらってみたときには、下手糞だけど、なんか愛着を感じるましたね。

 

そんな大人になっても、楽しく遊べる粘土を子供が楽しめないわけがありませんよね。

 

でも、小さな子供が使うとなると、口に入れても安心安全な成分のものを選ぶように注意しましょう。

 

そして、小さな子供にとっては、パパとママがサポートしてあげる必要がありますね。子供と一緒になって楽しんで遊んであげることって大切なことなんですよ。

 

まとめ!

小さなお子さんが使う粘土について紹介しました。いかがでしたか。

 

私たちの子供のころよりもいろんな種類の粘土ができていて、お子さんに遊ばせても安心できるものが多いですよね。

 

せっかくなので、一緒に作って、会心の作品を記念にとっておいても楽しいですよね。一緒になって、焼き物に挑戦してみてもいいでしょう。

 

各社が研究開発を行い、安全面にこだわって作っているので、安心のできるものが多いんですよね。

 

 

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