子供が生まれて2年くらい経つと歩きまわって大変な時期になってきます。2歳から3歳の幼児は本当にいろんなことをしてくれます。
手当たり次第に歩き回り、いたずらも覚えてきます。壊されたくないのなら、幼児の手の届かない場所にしまっておかないといけません。
その年齢になると、そろそろ幼児教育を始めてみようという感じになってくると思います。
「知育玩具、色鉛筆、ピアノ、絵の具などを使って子供を遊ばせよう!」(一緒に遊ぼうかな?)
ってな具合に。将来絶対に子供の役に立つからと、気が早いというかなんというか、自然に、おもちゃを買い与えてあげちゃいます。
その中でも、知育のために、とても効果的な遊び道具ですが、注意しなければいけない玩具もあります。
それが、絵の具です。
小学生くらいになると、口に入れることもないので大丈夫ですが、絵の具の種類によっては、健康に悪い影響を与える成分を含んでいる絵の具があるため、小さな幼児には使わせてはいけない絵の具が多いのです。
この記事では、最初に幼児の絵の具遊びのねらいと、絵の具の安全性についてまとめています。
次に、1歳や2歳の子供でも、安全で安心して遊ぶことのできるおすすめ絵の具を紹介していきます。
幼児の絵の具遊びのねらい!
2人の子供の成長を見てきて感じたことは、小さなときから子供が絵を描いたり、絵の具を使って色を混ぜたり、色を塗ったりという感覚は、小さなころに身につくものなんだなということ。
娘は、2歳くらいから、ずっと絵を描くのが好きな子供に育ってくれて、絵の具も当たり前のように使わせていました。
今は8歳。すでに、私よりもうまく絵が描けるようになりました。
そんな絵を描くことが大好きな娘を見てきて私が実感した「幼児が絵の具を使って遊ぶねらい」は、
「熱中して取り組むことで、集中力が増すようになる」ということです。
概して小学校に入る前までの子供は、集中して物事に取り組むのが苦手です。
子供によっては、小学生になっても、いつまでも集中できない子供もいるのかもしれません。
幼児なら、同じ作業をし続けることは難しいです。あっちに行ったり、こっちに行ったり、これが普通です。
しかし、小さくても、幼児でも、集中して絵を描くことに取り組めるようになると、集中力が続く子供に成長してくれるのです。
小さなときに集中力が付くと、勉強だけでなく、興味があることに集中して取り組むことができるようになります。
その結果、習い事でも良い結果を残せるようになっていくのです。
一般的には、幼児の絵の具遊びのねらいは、「自分で絵の具を混ぜたり色を塗ることで、色を混ぜたときの変化を認識したり、絵を作り上げることを通して脳の発達を促すこと」と言われます。
また、色彩感覚を豊かにして絵がうまくなることも大切なねらいです。
付け加えて、絵を描くことで集中力がついたり、得意なことができるっていうことも、とっても大切なことと言えます。
絵を描くことを始めたばかりの幼児だと、絵の具を使っている間は、ずっとついていないといけないです。
ですが、少しすれば、自然と集中してくれるようになっていきます。
絵の具の安全性について!
我が家では、2歳から子供に絵の具を使わせていましたが、子供は、何でも口に入れちゃいます。
また、手についた絵の具を、自然と口に持っていくなんていうのは普通にあります。
絵の具には、人の体に有害な物質が入っている絵の具もあります。
カドミウムなどは絵の具の原料の中で有害物質として有名です。
また、昔の話だと、水銀やヒ素なども絵の具の顔料として使われていたこともあり、それらによる中毒症状が出ていたということもよく知られたことです。
さらに、近年だと、絵の具のチューブが鉛製のために、人の体に悪い影響を与えていたというのもあります。
幼児や小さな子供向けの絵の具に、これらの有害物質は使われていません。
しかし、絵の具の顔料を定着させるための固着材や、保存を効かせるための防腐剤などの添加物は入っています。
添加物には、深刻な健康被害が出てしまう物質が含まれていることもあります。
例えば、エチレングリコール類やプロピレングリコールなど。澱粉から作られるデキストリンを使って顔料を定着させる絵の具でも、防腐剤は入っていて、これらの物質が使われることがあるのです。
なので、特に、小学生以下の幼児が絵の具を使う場合には、安全で口に入っても大丈夫な絵の具をを選ぶようにすることをおすすめします。
そうでない絵の具を使うのなら、あなたが、ずっと、そばで見ていて、万一の時には対処する必要があります。
2人の子供を見ていて!
我が家には2人の子供がいます。2人の子供の成長を見ていると、絵を集中して上手に描けるようになるかどうかは、子供の個性に関係しているのかなということを実感するようになりました。
娘は、絵を描くことが好きで、いったん描き始めると完成するまで集中力が続きます。
一方で、息子は、そんなことはなく、絵を描いている途中で興味が別のことに向いてしまうことが多いです。
もちろん息子も、小さなころから絵を描くことは、娘と一緒になってやっていました。
1歳から始めていたと思います。
絵の具もしっかり使って、ボディペインティングもしていました。
絵を描く力に関してついては、子供の向き不得手はあります。
ですが、それを通して親子ともども学ぶことは多かったと思います。
子育ては、子供に応じた方法を取る必要があります。
絵を描くことに熱中できる子供なら、絵の具、色鉛筆、クレヨンだけでなく、もっといろんな方法に挑戦してみてもいいですね。
絵を描くことに向かないとしても、得意となることを早めに見つけてサポートしてあげることが必要なことだと私は思っています。
子供の得意なことを伸ばすというのは、その子供の自信につながっていきます。それは、絵を描くことでもよいですし、英会話でも良いです、何でもいいのです。
その際に安全な道具を準備してあげるのがとても大切なことです。
幼児向け絵の具のおすすめは〇〇!
幼児向けの絵の具は、なかなかどれを選んだらよいのか分からないものです。安全と言っても、よくわからない化学物質で作られている場合もあり、原材料を見ても本当に安全なのかどうか分からない場合が多いです。
子供用の絵の具を使うとなると、本来なら筆を使って紙に描かせるようにしたいところです。
しかし、小学生以下の幼児が、初めから筆を使って描くことは、まずできないです。
そんため、初めて絵の具を使って絵を描く場合には、ハンドペインティングがおすすめになってくるのです。
幼児向けの絵の具は、幼児に安全な成分を使っている場合が多いです。
しかし、実際に、腐食防止のため幼児の口には入れたくない成分が含まれています。
石油から化学合成して作った成分を使っているものもあります。
人への影響がないと言いますが、小さな幼児が化学合成した絵の具を口の中に入れてしまうこともあります。
そのため、いつも子供のそばにいて、口の中に絵の具が入らないように注意しなければいけません。
これが従来の幼児が絵の具を使う上での注意点でした。
最近では、幼児の口に入っても、大丈夫な成分で作られた絵の具もあります。
絵の具自体が、野菜から作られているもの。
定着と乳化のために澱粉から作られたデキストリンを使用していて、防腐剤が一切使われていないものもあり、安全で安心。
幼児が万一口に入れても、野菜由来なので悪い影響が出ることがありません。
食べさせるものではないですが、万一のことを考えると安心できる絵の具を使いたいもの。
安心して、道具を使うことができるから、子供がのびのびと絵の具遊びに集中することができるのです。
小さなころから絵の具でたくさん遊ばせることで、子供の集中力を高められるようにしていきましょう。
やさいいろ
「やさいいろ」は、天然のハーブや野菜を使って作られた無添加の絵の具。インドでマハラニオーガニック社を設立し、オーガニックコットンの安心のできる染料開発の過程で、現地で作った絵の具です。
口に入っても安全・安心な野菜を材料として使っているので、小さな子供でも、安全で安心して遊べる絵の具に仕上がりました。実際に使ってもらった日本のママから高評価をもらいました。
「やさいいろ」は、粉絵具。必要な量をカップに入れ水を入れて使います。ボディペインティング、ハンドペインティングにも使うことができます。
1歳からの幼児も安心して遊ぶことができる安全な絵の具です。
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まとめ!
幼児の絵の具遊びのねらいと、おすすめの絵の具を紹介しました。子供の絵がうまくなると結構うれしいものです。また、小さな子供の想像力に満ちた絵は、小さなときしか描くことはできないので、その時の思い出として、ずっと残せます。
私が印象に残っている子供の絵は、お月様がいっぱいある絵です。地球では一つしかないけど、土星、木星では月はたくさんあります。そんな事実と結びついて、子供の想像力に感心しましたね。(惑星ベジータにもたくさんあったような。。。)
2歳から3歳くらいが、一番子供がかわいく感じるときです。
その時の思い出作りのためにも、絵の具で子供といっぱい遊ぶのもおすすめできる遊び方です。
親バカと言われようとも、子供はかわいいもの。小さなときに才能を伸ばすために、子供にいろんなことを挑戦させましょう。
その年齢のその時期は、その時しか経験できませんからね。
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